10月も中旬になりましたが、10月真ん中、秋ど真ん中とはいかないようですね。
いや〜最近の日本はもう南国になってしまったのかと思うくらい、夏は猛暑で残暑も長引く傾向ですよね。
毎日の通勤の服装選びも悩みますね。
アパレル業界も例年ですと9月になれば、秋物のお洋服が売れ始める時期なのですが最近はどんどん後ろ倒しになって本格的な秋冬商戦は10月になってからと、正規の価格で販売する期間が正味2ヶ月と恐ろしい状況になっています。
そんなボヤきはさておき、今回は普段お仕事される時の服装のお話しです。
皆さんは普段どんな服装でお仕事されていますか?
コロナ以降の働き方の変化、気候の変化、働き方改革とコロナが流行して以降ここ3、4年で私たちの仕事着の様子もだいぶ変わってきましたよね。
オフィスカジュアル、ビジネスカジュアルという言葉もすかっかり浸透して、ジーンズやスニーカーで通勤する人も見かけるようになりました。
もちろん職種によっても様々で、コロナ以降も変わらずかっちりスーツでネクタイ着用しないとNGな職場もあるでしょう。
しかし昨今、街を見渡すとスーツというよりセットアップにTシャツやニット、スニーカーというスタイルも良く見かけるようになりました。
そんなスタイルは、我々50代でも似合うのでしょうか?また、普通のビジネススーツとの違いなど、私も実際に購入しましたので検証してみたいと思います。
ご興味あればぜひ最後までお読み頂ければ嬉しいです。
セットアップはなぜ広まった?
セットアップとは、ジャケットとボトムが上下別々に作られているけど同じ生地で作っているから両方着るとスーツのように見えるアイテムの事です。
最近ではトップスがジャケットでは無くシャツやブルゾンでも上下が同じ素材で作られていたらセットアップとも言いますね。
数年前からオフィスカジュアル、ビジネスカジュアルという言葉が現れ、従来はビジネススタイル=スーツスタイル
というルールが完全になくなりネクタイをしなくて良く、もう少しカジュアルでも許されるる企業が増えてきました。
そう、特に春夏は気温も高くネクタイしていたら首元がしまって熱もこもりますからね。
さらに追い討ちうをかけたのが「コロナ禍」です。
出社義務が無くなり、人と会うのもリモートでとなるとたまに人に会う為だけのスーツケーススタイルから、
もっと楽で程よくカジュアルに見えるようなスーツスタイルは無いものかという要望が高まりました。
いわゆる、「令和のビジネススタイル」が台頭し始めたのもこの時期ですね。
そこでセットアップが注目され、これならカジュアルにも使えるよね、という事でどんどん人気が広まっていったんですね。
下の写真のようなスタイルが代表的です。

確かにこのようなスタイルで通勤している人を良く見かけるようになりましたね。
特に渋谷や六本木に勤めている方や、若いビジネスマンや起業家の方が着ている印象ですね。
でも今まで持っているスーツの中に、写真のようにTシャツやニットを着たりスニーカーを履いたりすれば良いんじゃないですか?
わざわざ買うの余裕無いので。。。
そうですね〜。
従来のウールのスーツにTシャツやスニーカーを合わせるのは相性が悪いんです。
というのも、通常のスーツは全体的に「カチッ」としたシルエットになるように基本的には肩パッドや芯地と言われるかたちを
整える為の副資材が入っているんです。
ですのでウールのスーツは本来ワイシャツやネクタイをしてタイドアップをする為に作られているので、スポーティーなアイテムとは合わないんですね。
ポイントは、ちょっとだけカジュアルに見せたい という事だと思います。
セットアップの魅力
セットアップの特徴は、スーツと違いジャケットとボトムが上下別々で着用出来る点です。
休日にブルゾンなどを着る時には、単品のパンツとしても使えますし、ジャケットもデニムやチノパンに合わせて軽く羽織るという使い方もできます。
これは従来のスーツでは出来なかった事です。
今ではほとんどスーツを着る事が無くなってしまったという方がセットアップを購入され、着回しの高さや機能性などからスポーティーな素材でワークウエアを用意した方が結局はお得なんじゃなかという考えが全国に広まっているようです。
今では、いろいろなブランドから機能素材のセットアップが発売されています。
前回の記事でも「WWS」という水道工事の会社が開発した、撥水性などを兼ね備えたセットアップスーツを販売しているという記事をご紹介させて頂きましたね。
あ、じゃあ今回購入したのは「WWS」のセットアップなんですか?
いや〜、ごめんなさい。今回は「UNITED ARROWS」のセットアップを購入してみたのでこちらで検証してみたいと思います。
令和のセットアップ事情
今回購入したのが、下の写真にある「UNITED ARROWS」の「テックデニム」シングル2ボタンテーラージャケット COZY というシリーズになります。
実は、この夏もこちらのCOZYシリーズを購入しまして、大変優秀だったので秋冬もあったら購入したいなぁと考えていたのでこの度購入を致しました。
今回購入したセットアップが下の写真のものになります。

ディティール紹介

| ブランド | UNITED ARROWS |
| アイテム | テック デニム シングル 2ボタン テーラードジャケット COZY |
| シーズン | 秋冬 |
| カラー | グレー |
| サイズ | M |
| 素材 | ポリエステル100% |
| 価格 | 34,000円(税込37,400円) |

| ブランド | UNITED ARROWS |
| アイテム | テック デニム ノープリーツ パンツ COZY |
| シーズン | 秋冬 |
| カラー | グレー |
| サイズ | M |
| 素材 | ポリエステル100% |
| 価格 | 17,000円(税込18,700円) |
テックデニムとありますが、実際はデニムではなくポリエステル系で作られたデニムルック生地という素材です。
確かに一見するとブラックデニムの様な表面の見え方ですね。
ユナイテッドアローズの「COZY」とは
Contemporary = 現代の
Optimum = 最適で
Zephyr = 軽やかな
Yourself = あなた自身
「COZY」とは、これまでユナイテッドアローズが培ってきたドレスのノウハウを注ぎ込み、
家庭で洗えることを前提に開発したセットアップスーツを中心とした、ビジネススタイルはもちろんの事、
デイリーで使う事ができるベーシックアイテムの総称のようです。

そうです。ジャケットなのにお家の洗濯機で洗えるんです!
そして、撥水加工もしてあり、さらに防シワ加工までしてあるようです。
それはすごいですね。これまでのウールのスーツやジャケットは必ずクリーニング店でケアしてもらわなければいけなかったですから。
クリーニング費用も最近値上がりして、負担が大きかったからこれは良いですね。
ここにも現代のライフスタイルやビジネススタイルの変化とメーカーの努力と素材開発の進化が感じられますね。
スーツとの違い
これはもうすでにお分かりだと思いますが、今回購入したセットアップで検証します。
スーツとセットアップの違い
- ジャケットには肩パッドや心地が無い。裏地も袖の裏と前見頃の裏側のみしかない。
- 素材にはウールでは無く機能素材が使用されている。ジャージやポリエステルがメイン。
- パンツのウエストにはゴムが使用されているデザインが多く、リラックスした雰囲気。ベルトループも付いているのでベルトの着用も可能。
- 上下別売りなので、上下でサイズ違いで購入が可能。また別々で他のアイテムとのコーディネートも可能。
- 機能素材が使用されているので、家庭で洗濯できる。
- 撥水加工や防シワ加工、防汚加工など素材の進化でメーカー毎様々な機能素材が使用されている。
- ウール素材ではなく作りも比較的簡易的な為、上下で購入してもお買い求めやすい。
なるほど!こんなに今までのスーツと違いがあるんですね。確かにこれまでのスーツにTシャツやニットを合わせると、何だか違和感があるんですよね。
デニムにシャツやジャケットを合わせるのはまだ馴染むのですが、従来のスーツにカジュアルアイテムを合わせただけだとチグハグな印象になってしまうんです。
おすすめショップ3選
我々50代が、このようなセットアップを購入する時にはどこで購入するのが良いのでしょうか。
最近では、様々なショップでもセットアップが主流になりつつあります。
なので予算に合わせてセレクトして頂ければ良いかとは思います。
ここでは、50代が購入するのにおすすめの代表的なショップやブランドをいくつかご紹介したいと思います。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
こちらは、今回ご紹介したセレクトショップの雄ですね。
ショップも全国にありますし、オリジナルブランドだけではなくインポートブランドや国内の有名ブランドなども取り扱うセレクトショップです。
セットアップに関しては、今回ご紹介したジャケットで35,000円前後、パンツで18,000円前後という価格帯で守備範囲の広さがファンが多いのも頷けますね。
ファミリー層に向けた UNITED ARROWS green label (ユナイテッドアローズグリーンレーベル)というレーベルも展開しています。
こちらは、価格帯がセットアップジャケットで26,000円前後、パンツで14,000円程度と比較的お買い求めしやすい価格設定になっています。
UNITED ARROWSは、本当に様々なレーベルを有していますので、全てはご紹介できませんが、もう一つ私が気になっているシリーズがあります。
それが、Wardrobe SMART(ワードローブスマート)というシリーズです。
こちらはWeb限定でコレクションで、洗練された大人の為の「スマートなルックスと快適な着心地」の両立にこだわったシリーズです。
シンプルなデザインと厳選されたカラー、Web限定という事でプライスもかなり抑えられたデザインなので気になっているシリーズです。
こちらは近いうちに購入して皆さんにレビューしたいと思います。
UNIVERSAL LANGUAGE(ユニバーサルランゲージ)
こちらはご存じの方もいらっしゃると思いますが、青山商事が運営するビジネスウエアのセレクトショップ業態です。
以前は独自にインポートブランドを仕入れられていて、ヤコブコーエンのデニムなどがセールでかなりお買い得だったりと割と穴場のショップでしたが現在は事業統合などが進み、スーツカンパニーとショップも統合され、ユニバーサルランゲージ単体でのショップはかなり少なくなってしまいました。
ただそこはスーツを専業で作ってきた青山商事ですから、セットアップの展開数は豊富です。
ジャケットで大体30,000円前後、パンツで15,000円前後から、ジャケットとパンツセットでなんと15,000円程度と恐ろしい価格帯です。
私も単品ジャケットやパンツはたまに購入しますが、ジャケットのシルエットやパターンはさすがスーツ専業の会社だけあり秀逸です。
またコストパフォーマンスも優秀なのでおすすめショップとしてあげさせて頂きました。
最近では、スーツをオーダーで作るという方もいらっしゃるようで、UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S(ユニバーサルランゲージメジャーズ)という業態も展開していますね。
luccicare(ルッチカーレ)
こちらは、岐阜県にあるセレクトショツプで私もお店にはお伺いした事はないのですが、インポートを中心にした40代、50代の為の大人のメンズセレクトショップです。
ルッチカーレとはイタリア語でキラキラする、光輝くという意味で、お客様を輝かせたいというお店の思いが伝わるショップ名ですね。
世界の一流ブランドを取り揃えておられ、セットアップは、LARDINI(ラルディーニ)、TAGILATORE(タリアトーレ)などイタリアを中心にしたブランドを販売されております。
価格帯も上下で200,000円前後とハイプライスですね。
luccicare channel というYouTubeチャンネルを運営しておられ、ルッチカーレの店長さんがシーズンのトレンドや、着こなし方、商品紹介など豊富な知識に裏付けられた開設が我々50代に大変参考になるので定期的に拝見させて頂いております。
商品はどれも魅力的で欲しいものばかりですが、予算的に私には簡単に手が出せないのが悲しい限りです。
リアルショップも岐阜県のみでなかなか足を運ぶことが出来ませんが、YouTubeチャンネルを参考にすればサイズ感などもお話しして頂けているので、実はリアル店舗より上質な接客を受けているのと同様なバーチャル感を感じられるかもしれません。
セットアップの着こなし方
ここまでは分かりました。私も自分の予算の範囲内で、セットアップを購入しようと思います。
あとは手持ちの靴やシャツを着ればOKですよね!
そうだね〜。最近のセットアップも何でも合うわけではないから少しだけ注意が必要かも。
次はさすがにこれはNGという3点を検証してみましょう。
サイズ感
一つ目の注意点はサイズ感です。
あくまで今回は令和のオフィスカジュアルがテーマです。
今主流のビックシルエットのセットアップは業種によってはOkかもしれませんが、あくまでビジネスを目的としています。我々50代は信頼と尊敬をビジネスを通じて築くことが重要です。ここは余計な挑戦はやめてジャストサイズを選び、清潔感のあるスタイルを目指しましょう。

実は、私も上記のセットアップを購入しました。
本来は、私の体型ならMサイズで十分にゆとりがあるデザインだったのですが、ビックサイズに憧れて1サイズUPのLサイズを購入してしまいました。
するとやはりかなり肩のラインも落ち、仕事に来て行こうと思いましたが何となく気恥ずかしくなり結局はプライベートでの着用に留まっています。
そうです。やっぱり50代でビジネスでオーバーサイズを着用す流のは、私のような普通のおじさんではハードルが高いと感じました。
オーバーサイズは、あくまでプライベートで楽しもうと思います。
正解は、ジャストサイズをセレクトするという事です。
シューズは何を履く
次は足元の問題。
セットアップは機能素材やジャージ素材がメインであるとここまでお話ししてきました。
ではこちらの男性の場合はどうでしょうか?
モカ茶のセットアップを着たオシャレな令和ビジネスマンという感じですよね。
ただ問題は足元です。


そうです。黒いストレートチップを合わせている点ですね。
黒のストレートチップというのは、最もフォーマル度の高い革靴なんですね。こちらをカジュアルなセットアップと合わせてしまうとどうしてもチグハグな印象になってしまい。途端に、靴だけが浮いてしまう事態になってしまいます。
そうならない為にも、もう少しドレスダウンしたシューズとの相性が良いのです。
例えば、このようなUチップシューズとか

こちらのようなスリッポンタイプのローファーなんかも相性が良いですね。

もちろんスニーカーも相性は良いですが、それは職場に合わせて使い分けて頂ければ良いかと思います。
インナーには何を着る
これからの季節ですと、Tシャツよりやはりニットとの相性が良いのではないでしょうか。
最近定番となって、Tシャツにやニットでも展開がある少し襟が高い「モックネック」。また、「クルーネックニット」、もう少し季節が進んでくると「タートルネックニット」は間違いのない選択肢だと思います。こちらは各ブランドから展開されていますのでご自身のお気に入りのブランドで購入すれば良いかと思います。
今期私が狙っているのは、あのUNIQLOが展開するメリノウールのポロシャツです。

こちらのポロシャツは、数年前にオンライン限定で発売された時に1枚購入しましたが、メリノウールでお値段3,990円という恐ろしいコスパと完成度の高さにすっかり魅了され、追加で発注しようとした時にはすでに欲しいサイズは完売していました。
それが今年の10月下旬に再販されるという事で、こちらの3色、ネイビー、グレー、ブラックを購入する予定です。
そうです、ポロシャツもセットアップには相性抜群だと思います。
ではワイシャツとネクタイを合わせられないかというと、そんな事もありません。
少し上級テクニックかもしれませんが、スーツに合わせるシルクのネクタイでは無く、ネクタイでも少しカジュアルな印象のあるニットタイなどは違和感無く合わせられると思います。
このようにセットアップのポイントは、前述したようにちょっとだけカジュアルに見せたいというのが根底にあるのでしょう。
50代のワークウエアについてまとめ
いかがでしたでしょうか。
令和のワークスタイルであるセットアップ。着こなし方やサイズさえ間違えなければ50代でも十分着こなせるアイテムではないでしょうか。
セットアップは一見、スーツのようでちゃんと見えますが実は少しだけカジュアルになった、令和のビジネススタイルです。
とはいえ、我々50でも十分に着こなせるアイテムですので、積極的にチャレンジしたいと思います。
セットアップはお家でも洗濯が出来、撥水加工なども施されていますので一度手にしたらこの便利さがやみつきになりそうです。
このセットアップはこれから定着するとは思いますが、やはりきちんとしたウールのスーツもいざという時には持っておきたいですね。
では、また次の記事で。